現代に活かす「戦国大名」失敗の研究 第2編 武田勝頼 (カリスマなき指導者の苦悩と失策) |
- 瀧澤 中(たきざわ あたる)
- 作家 / 政治史研究家
- 講師プロフィール
- 1965年、東京生まれ。2001年、『政治のニュースが面白いほどわかる本』(中経出版)が17万部のベストセラーとなり、以後、時事解説を中心に言論活動をはじめる。また、2010年からH本経団述[21世紀政策研究所]日本政治プロジェクト・タスクフォース委員等を歴任した。その後、『戦国大名失敗の研究』(PHP研究所)をはじめとする「失敗の研究シリーズ」(全5巻)は19万部を趙え、日本経済新聞の書評で「近現代の例と比較しながら面白く読ませる」と取り上げられた。『秋山兄弟好占と真之』(朝日新聞出版)では明治期の人材育成を、『日本はなぜ日露戦争に勝てたのか』(角川習店)では、技術や財政、外交など戦場外の視点から解説。『人望力』(致知出版社)は、人を動かす原動力、という視点で著述。Amazon約260万冊中80位、「歴史に学ぶビジネス」部門で2位など(2020年)、多くの評価を得た。『ビジネスマンのための歴史失敗学講義』(致知出版社)では、「歴史の本というより生き方を教えてくれる」、「3歳の息子に将来誠んでもらいたい」、「こんなに面白い歴史講義があるなら聞いてみたい」等の感想を得ている。前述の日本経団連「日本政治プロジェクト・タスクフォース」委員を務めるなど、歴史を研究しながら現代の課題にも取り組み、過去と現代を比較したユニークな論評を辰開。通常、別の分野である「歴史学」と「社会評論」、「指導者論」を合わせて表現するところが、多くのファンに支持されている。歴史や時事評論など切り口が広いため、日本経団連、JA、自衛隊、教育機関、市民大学、地域の梱物館、企業研修、故津川雅彦氏主催の勉強会など、幅広い団体や企業などから講派の依頼を受け、全国で活動を続けている。現在、凩著39fll}。雑誌・オンラインでは「文藝春秋」「Oggi」「歴史読本」「日経おとなのOff」、「PRESIDENTオンライン」等に執筆。そのほかラジオ出湖など活動は多岐に亘る。
組織の敗因を説明するのによく使われてきたのが、「リーダー原因説」。戦国時代で言えば、戦国大名個人の問題とされました。ですが、世に名将と謳われた者、有能な二世など、本来「敗れるはずのなかった者」が敗れたのはなぜなのでしょうか? 現代にも通じる、リーダーやフォロワー、組織が犯しがちな失敗の教訓を導き出します。(50分)